妊娠過程での必須ミトコンドリア活性

妊娠において重要な役割を果たす、3つのミトコンドリアについてお伝えします。 ➀卵子とミトコンドリア 受精卵の元である卵子には、10万個以上のミトコンドリアがあり、ミトコンドリアの働きによって、卵子は成熟していきます。 若い時から中年を経て、それぞれの成熟過程があり、ミトコンドリアの数は色々と変化していきます。 受精卵となった卵子は細胞分裂を始め、3日で8分割、5日で64分割されていきます。 卵子のミトコンドリアが健康でなかったら、細胞分裂が止まってしまいます。 そうなると育たなくなります。...

【ミトコンドリア】と【活性酸素】の問題

呼吸で体内に取り入れた酸素は、赤血球により細胞へと運ばれ、脂肪細胞や糖分を燃やしてエネルギーを発生させるのに使われます。 その時に消費された2%が【活性酸素】として残り、身体を老化させる【さび】の原因になります。 もともと活性酸素は身体にとって必要な物質ですが、【アポトーシス】といい。 細胞を殺す働きを活発にするので、増え過ぎると体内の細胞や機能を衰えさせ、あらゆる病気の引き金となります。 妊娠とミトコンドリアの関係はどうでしょうか?...

不妊体質は【ミトコンドリア】活性してない

ミトコンドリアの働きが低下すると、心臓・肝臓の臓器や骨・神経・血管・血液・もちろん妊娠に必要な生殖細胞も全て低下してしまいます。 機能低下は老化を来たし、機能が停止すると死を意味します。 ミトコンドリアの異常によって起こる【ミトコンドリア不活化】は、生命に関わる深刻な症状を呈し、ケア方法が困難になります。...

今、老化で注目される【ミトコンドリア】って?

細胞内の司令塔を担っている【核】はご存じですね。 蛋白質の工場を担っている【細胞質】はご存じですか?この【細胞質】を動かす原動力になるのが【ミトコンドリア】になります。 【ミトコンドリア】は生命を維持するのに必要なエネルギーを生み出します。 【ミトコンドリア】は学校の生物の時間に聞かれた事があるくらいで、あまり馴染みのないでしょう。 しかし、ミトコンドリアは『生体のエネルギー通貨』と呼ばれるATP(アデノシン三リン酸)を産生する、とても重要な細胞内の小器官なのです。 卵子や精子においても大変重要な存在です。...

妊娠するには、【もう一人分のエネルギー】が必要です

私たちは生まれたときに、父親と母親から【元気】という生命の元になる気を沢山頂いて生まれてきます。この【元気】が全てなくなる事を【死】といいます。 【元気】は誕生してすぐに減り始めて30歳以上では急激に減少します。この減少をくい止めるのが、【アンチエイジング】です。 妊娠においても大変重要なポイントになります。 女性は、卵子の元となるものが入っている【原始卵胞】を卵巣に備えて生まれてきます。そして、思春期になると脳と卵巣から分泌されるホルモンによって原始卵胞が成熟し、卵子へと育ってきます。...