精子が子宮の入口から卵管膨大部までたどり着くには、人間で例えるとフルマラソン以上の距離を泳いで行かなければなりません。

なぜ、あんな小さな精子が泳げるかというと、精子の首にはミトコンドリアがあって、すごいエネルギーを出しているからです。

しかも、なんとか卵子までたどり着いても、卵子の外側には透明帯や細胞膜があり、ここを突き破るのに、またパワーがいります。