呼吸で体内に取り入れた酸素は、赤血球により細胞へと運ばれ、脂肪細胞や糖分を燃やしてエネルギーを発生させるのに使われます。

その時に消費された2%が【活性酸素】として残り、身体を老化させる【さび】の原因になります。

もともと活性酸素は身体にとって必要な物質ですが、【アポトーシス】といい。

細胞を殺す働きを活発にするので、増え過ぎると体内の細胞や機能を衰えさせ、あらゆる病気の引き金となります。

妊娠とミトコンドリアの関係はどうでしょうか?

活性酸素によって細胞内のミトコンドリアの働きが衰えると、卵子や精子の質が低下したり、子宮内膜の状態が悪くなります。

実は、ミトコンドリアが活発に働くには、少しの活性酸素が必要ですが、多すぎると逆にさびて動かなくなり、エネルギーを生み出せなくなります。

よって【活性酸素から卵子のミトコンドリアを守る】こと、これも卵子パワーアップのために重要な事の一つです。