骨盤内の血流改善は妊娠にとても重要な項目のひとつです。

不妊症になっている方の多くは骨盤内の血流が非常に滞っており、不妊症だけでなく様々な婦人科の症状を引き起こしている可能性があります。

一般的な症状としては月経痛、月経中の血液凝固、疲労感、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、子宮筋腫、卵巣嚢胞、骨盤腔の疾患などです。

女性はストレスによって腹部の血液の鬱滞を引き起こすことも多いのです。

胸が張る、眠くなる、肌荒れ、だるい、食欲が増す、便秘、肩こり、頭痛、イライラ、感情の起伏が激しくなる、気分が落ち込む、集中力低下、無気力感など、要は婦人科と骨盤内の血流、そして腸の病因の間には多くのクロスオーバーがあるのです。

黄体ホルモン(プロゲステロン)の乱れがある場合、その働きによって腸の動きも悪くなり便秘を引き起こしていることも多く、子宮内膜症と共存することもあります。

子宮内膜症は蠕動運動に関わっている腸壁を覆っているため、骨盤内の血流の悪さがエストロゲン/プロゲステロンのアンバランスの結果で起こったり、または引き起こしたりしています。

これらの骨盤内症状を改善していくことで、血流・ホルモンバランスが良くなり、不妊になっている質の悪い卵子から質の良い卵子の発育ができるようになっていきます。