効果2、消化力を高める事で卵子の発育に必須な栄養を逃さない

食事から摂るエネルギー、栄養をより効率的に体に変換していく為には?っと言う事で取り組んでいきましょう。

大切になってくるのは消化力です。

消化力は妊娠出来る体になる為の重要なカギだといえます。

せっかく食事で摂った体や卵子にいいもの、消化力が弱まっていたり、消化に良くない食べ方をして体内にとどまると、活性酸素を発生させたり、老廃物となって毒素を排出してしまいます。

すると、生殖細胞は老化し、不妊体質になります。

ただ、良いもの食べる。だけでは不十分と言う事ですね。

食べ物は口から入れて、胃や腸で消化吸収することで、はじめて栄養として身体に行き渡ります。言い換えると、せっかく食べたものも、消化・吸収出来なければ無駄になってしまうのです。

『人は食べたものから出来ている』というフレーズを聞いた事もあるかと思いますが、多くの人は『良い食事をしたから大丈夫』という発想になりがちです。

しかし、欧米では食べたら終わりではなく、『人は、食べて体内で吸収されたものから作られている』と認識を改め代謝を促すケースが増えてます。

食べたものは消化され、吸収される事で、身体の役に立ちます。

せっかく素材の良いものを食べも、うまく消化・吸収ができなければ、お金の無駄使いになってしまいますよね。

昨日の献立作りの際にも栄養に意識を向け、良いものをバランスよく食べることを心がけましょう。

では、食べたものの消化力・吸収力を効率化していくかは、どうしたらいいのでしょうか?

そもそも、消化力を高めるという事は消化そのものではなく、消化・吸収・代謝・排泄の一連の流れをよくして行くことが必要です。

摂取した食べ物は、身体に取り入れやすくするために消化器官で分解する【消化】、消化器官から体液中に取り込まれる【吸収】、そして、吸収された栄養素を身体にとって必要な物質に変える【代謝】を経て、はじめて消化されたと言えるのです。

吸収も代謝も含めて【消化力】と捉えたほうがいいです。

一連の流れが滞り、消化力が低下すると良質な卵子を作る為のエネルギーは生まれないのです。消化力が弱まると、ホルモンが上手く生成も出来ず、消化液をコントロールする自律神経のバランスも崩れてしまいます。

妊娠・主産に大切なホルモンや自律神経のバランスが消化力によって左右されると言う事です。

また、未消化物が腸内に溜まると、腸が炎症を起こし、腸壁に隙間が出来て、そこから未消化物質が体内に入り込んでしまいます。

それが、異物として認識され、アレルギー反応を起こしたり、免疫を狂わせるので、受精や着床にも影響が出てしまいます。

これが、最後の【排泄】の問題なります。

さらに、腸は脳と相関関係にあり、消化力の低下した身体は精神面に及ぼす影響も少なくありません。リセットが続いている際には、気分が落ち込んでやる気が起きなかったり、継続しようにもモチベーションに左右されてしまうのも【消化力】と関係があるんです。

裏を返せば、消化力を高める事で身体が健康になるだけでなく、ポジティブに体質改善に取り組む気持ちになれるのです。

【消化力】に注目すべき重要な理由がもう一つ、人間の身体が使う1日のエネルギーのうち、4割を消化関係の活動が占めています。

だからこそ、【消化力】を高める効率てきな食習慣を身につけて欲しいです。