日本家族計画協会の統計では、夫婦の44.6%がセックスレス(1ヶ月以上性交渉無し)とされています。

理由のトップはそれぞれ、

男性:仕事で疲れている(21.3%)

女性:面倒くさい(23.8%)とのこと。

そこで、夫婦間で共有しておきたいのが、人間の三大欲求:食欲、性欲、睡眠欲の優先順位です。

その中で性欲が最も低く設定されていることを再確認しておきましょう。

人間は、まずは本人が健康であることを優先するので、栄養・睡眠が足りていない体では性欲が抑えられてしまいます。

しっかり栄養を取り、寝られるときにしっかり寝ておくこと。

それが体質改善の基本です。

もちろんタイミングをとるのも大切です。

夫婦共に忙しいと、性生活の頻度も減る傾向にありますから。

アメリカには、約3日ごとにセックスをしていれば、いつ排卵が起きても精子が待っているので、妊娠する可能性が高くなるというデータがあります。

数打てば当たるというのもあながち間違いではないですが、排卵日を推定して行うのが最もわかりやすい方法です。

正確な排卵期を調べるためには、必ず排卵チェッカーを用いてくださいね。

卵子の寿命は約1日ですが、精子の寿命は約3日です。

このラグを知っているだけで、タイミングの取り方は変わってきます。

妊娠しやすい体への体質改善は、ネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。

知識を得たら、必ず実践・行動してくださいね。

肌はすべすべですか?

体は柔らかいですか?

程よく脂肪がついていますか?

セックスレスに悩む女性の多くは、細身で筋肉質であったり、キャリアウーマンであったりします。

これは「陽」ということです。

女性は「陰」に属すると言われています。

陰陽バランスから見たセックスレスの理由のひとつとして、本来の男性の役割(陽)と女性の役割(陰)が曖昧になってきたことが挙げられます。

陰どうし、陽どうしは反発しあう性質があります。

そして、陰陽が交わる場所は膣。漢字を分解すると、月、穴、至になります。

「穴を通って陰(月)に至る」ということですね。

陽の気が自身に多ければ外からは必要としない。そのためにセックスレスになるのです。

常にイライラしていませんか?

子育てだけに集中していませんか?

仕事に追われ、コミュニケーションを疎かにしていませんか?

これらは、陽が強まっていることによるものです。

陰陽のバランスを保つためには、

・陰性のもの(ごぼうやニンジン、大根など根のもの)を食べる

・陰性の場所(神社仏閣、図書館、書店など)へ行く

・陰性の色(寒色系)のものを着る、部屋や布団を寒色にする

・陰性の行動(瞑想、深呼吸、人の話を聞くなど)をとる

といったことを実践するのがいいですね。