月経期(1~5日)

子宮内膜が剝がれ、月経血として体外に排出される時期。

スムーズに月経血を排出するために、気と血の流れを良くする(行気活血)鍼灸治療を行います。

卵胞期(6~13日)

子宮内膜が再生・増殖し、卵胞が成熟する時期。

子宮内膜・卵胞の熟成を促すための基礎である血を養う(養血)鍼灸治療を行います。

排卵期(14日)

卵巣内の成熟した卵胞から卵子を排卵し、黄体形成を行い低温期から高温期へ移行する時期。

受精・着床しやすい環境を整えることが重要であるため、気や血を養い(補気養血)、子宮内膜の肥厚を促す鍼灸治療を行います。

また、排卵が遅れる場合は、排卵を誘発するために行気活血を行います。

黄体期(D15~28)

子宮内膜が肥厚し、受精卵が着床・発育しやすい環境を整える時期。

着床を強固にして受精卵を養うために補気養血の鍼灸治療を行います。