体質改善してますか?

妊娠しやすい身体への体質改善には、ネットや本からの知識を入れるだけでは何も変わりません。

知識を得たら必ず、実践・行動して質のよい卵子を育てていきましょう。

本日は【2人目不妊とセックスレスです】

日本は世界で稀なセックスレス大国です。

一般社団法人 日本家族計画協会の統計では44,6%、実に半数近くの夫婦がセックスレス(1か月以上、性交渉なし)という驚愕の結果があります。

理由のトップは、男性は『仕事で疲れている』21,3% 女性『面倒くさい』23,8%

どうですか?切ないですよね。

女性は妊娠・出産・授乳と立続けに身体が変化する時期があります。身体の中では女性ホルモンも劇的に変化します。

それに伴って産後からマタニティブルーなどの心の変化が訪れる方も少なくありません。

出産後の女性は慣れない育児で生活サイクルもがらりと変わっていきます。

夜中の授乳や昼夜逆転、夜泣きなどでクタクタに疲れたママさんは旦那さんに求められても『とても、そんな気持ちになれない』といい事ですね。

そして年齢が上がるに伴い、男性は働き盛りの年齢に入り、女性も家事に育児・仕事を再開する人もいるでしょう。その為に夫婦の就業時間のズレも大きな問題になっているようです。

働き盛り世代では女性は寝かしつけの為、子供に合わせて早く床に入る事も多くなり、そのまま寝落ちします。よって、仕事で帰宅が遅い男性だと帰宅した時には、もう妻が寝入っているという事も多くなります。

そこで夫婦間で共有しておきたいのが欲求の優先順位ですね。

人間には3大欲求というのがあります。

皆さんもご存じかと思いますが、食欲・睡眠欲・性欲です。

その中でも性欲は最も優先順位が低く設定されているのを再確認しておきましょう。

なぜなら、性欲は本来、子孫を残す行為です。

まずは本人が健康である事を優先するので栄養・睡眠が足りていない身体では性欲は抑えられてしまうんです。

特に産後すぐの方は、赤ちゃんのお世話で睡眠時間が大幅に削られてしまったり、お子さんが大きくなるにつれて子供に手を掛ける時間が増えるために、性欲よりも睡眠欲を優先したくなるのは生理現象として当然の事と言えます。

しっかり栄養をとり、寝るときはしっかり寝る。

体質改善の基本はここでも生きてきます。

そのバランスを良くしていく事で性欲も戻ってきますよ。

そして、見た目は仲が良い夫婦でも、帰宅後は自分の時間が欲しいとスマホをいじったり、テレビを見たりとお互いが同じ空間にいながら距離感が開いてしまっている事もありますから。

その為、2人目はかなり子作り寄りのセックスなんて夫婦も多いのではないでしょうか?『何日は排卵日だから、頑張ろう』みたいに、鳴ってませんか?

勿論、タイミングをとるのは、とても大切です。

正しいタイミング法は、また改めてお話しますね。

共働きで夫婦が忙しく、性生活の頻度も減る傾向がある為に、タイミングを計る事さえ難しい人も増えてます。

アメリカでは約3日ごとに1回以上セックスをしていれば、いつ排卵が起きても卵管内で精子が待っているので妊娠する可能性が高くなるデータもあります。

数打ちゃ当たるなんてのも、あながち間違いではないんですよ!

勿論、排卵日を推定して、セックスをするのはベターで分かりやすい方法です。

正確な排卵日を調べるのには、基礎体温での予測や病院での検査ではなく、排卵チェッカーを必ず活用して下さいね。

卵子の寿命は約1日ですが、精子は卵管で約3日生きてます。

このタイムラグを知っているだけで、タイミングの取り方も変わりますよね。

子作りも大切なんですが、まずはセックスレスを解消していく努力も必要なんです。

セックスレスを解消する為には、まず自分の状態を知りましょう。

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産後も体質改善を継続する事で、心も体も充実していきますよ!